介護教室の開催

令和7年3月14日(金)に、「車いすの操作・着替えの介助方法」を実技で学ぶ「介護教室」を開催しました。今回は、船橋市民8名が参加しました。

まずは、全体で車いすについて説明を行い、「車いす」と「着替え・高齢者疑似体験」のグループに分かれて実技体験を行いました。

【車いすの介助】
車椅子の操作では参加者でペアになり、介助する側・される側の体験を行いました。
段差や傾斜での介助は思ったよりも難しく、コツがいることを学んでいただきました。
参加者からは、「車椅子に触れたことがなかったため、体験できてよかった。」
また、「思ったよりも車いす操作はむずかしいが、説明が丁寧で勉強になった。」との感想をいただきました。

【着替えの介助】
片手を麻痺側と仮定した更衣体験では、「脱・健・着・患」を意識して着替えを行いました。
片麻痺の場合は、脱ぐときは健側(健康な方)から、着るときは患側(患っている方)から行う「脱・健・着・患」がポイントです。

着替えは、皮膚の状態の観察、清潔の保持だけでなく、着替えを行うことでリフレッシュする効果などがあり、QOL(生活の質)向上につながります。
参加者からは、「片手が不自由なだけで、着替えることがとても大変になる。それだけで疲れてしまう」との声があがりました。

【高齢者疑疑似体験】
高齢者疑似体験キットを装着し、背中や腰が曲がるなど加齢に伴う身体の変化、日常生活の不自由を体験していただきました。
参加者からは、「こんなにも体が動かしにくくなるのか」や、「これじゃ早く歩くのが難しい」との感想をいただきました。
今回実際に介護される側の体験することで、介護のコツを学んでいただけたと思います。
今後も皆さまのお役に立てる介護教室を開催していきます。
次回は5月に介護教室を開催予定です。詳細は、改めて広報ふなばし・公社ホームページ等でお知らせします。
また、4月17日に認知症サポーター養成講座を開催します。
認知症について正しく理解し、認知症の方とその家族を地域で支えることを目的としています。
ぜひ、ご参加ください!
詳細はこちらから確認できます。☞../../kouza/ninchisyo.html