ごあいさつ
当公社は平成6年3月に船橋市の「福祉と緑の都市宣言」に基づく記念事業として在宅福祉サービスを行う財団法人として県内初の認可を受け、高齢者及び障害者のホームヘルプサービス事業を中心に事業を開始いたしました。
その後、平成20年の公益法人制度改革関連三法の施行に伴い、平成23年10月に公益財団法人への移行申請を行い、平成24年4月から新たに公益財団法人船橋市福祉サービス公社として事業をスタートしております。
この間、平成12年の介護保険法の施行を受け、自主事業として居宅介護支援事業、訪問介護事業等を実施するほか、平成20年には日中一時支援事業所「ステップ」を開設し障害者が地域で安心して暮らせる社会づくりの実現を目指してまいりました。
さらに妊産婦の母体保護を目的とした家事援助サービスなどのほか、船橋市から各種福祉事業を受託し、市民の皆様の要望に適切に応えるきめ細かな一元的な福祉サービスの提供を行ってまいりました。平成22年からは東老人福祉センターの指定管理者として、介護予防講座や健康講座など多数実施するとともに、地域での助け合いと理解を育てるために市民や会社などでの認知症予防講座や認知症サポーター養成講座を行っております。加えて、平成26年より、これからの福祉の担い手を育成する目的として、小・中学校に出向いて児童向け福祉講座を行っております。
今後は、引き続き自主事業の充実を図るとともに船橋市における地域包括ケアシステムの在宅福祉サービスの担い手として、市民の皆様一人ひとりのニーズに沿った多彩で質の高い総合的福祉サービスの提供を目指してまいりますので、皆様のなお一層のご支援、ご協力を賜りますよう心からお願いいたします。
理事長 松戸 徹